【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







もしかして...キスされる?


雰囲気に呑まれて、目を瞑ってキスを待っていると
ペシっ!と軽く、デコピンされてしまった。



「えっ?えっ?」


「バカだなお前」


「...えっ?」


「男と二人で酒飲むとは、ほんといい度胸してるな」


「二人って...マッサーと!?
あれは最初本当にジュースと間違えただけで...それに周りに人がいるから二人なんかじゃ...」


「言い訳はいらねーよ...それと」


「?」



零さんの手が、私の頬に触れると。今度こそ、ちゅっ、とキスをされた。



急な不意打ちにボッ!と顔が熱くなる。