【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。






さっきまで怒ってたくせに...零のこういうとこがホント好き。



がくっ!と足の力が抜けたのか、ラミがその場に倒れこむ。



...さすがにショックが大きかったのかな?

と、心配して彼女に「大丈夫?」と声をかけると。



ーーーーパシャッと、服に水をかけられた。




「...今まで生きてきた中で一番の屈辱だわ...
アンタみたいなガキに...ずっと好きだった人を奪われるなんて!!」



大声をあげてゆっくり立ち上がるラミ。


私を睨むその目は、憎しみを含んでいた。






「がっ!?...今、ガキって言ったわねーーーー!!?」


お酒の入ってる私には、その怒りも今は関係ない。


いつも間にか女同士の喧嘩も、取っ組み合いになっていた。