【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。








「...なにかいい事でもあったの?」


私が恐る恐るそう聞くと
「えっ!?」と声が裏返る直人は、わかりやすい。




「...実は俺」


「うん?」


「クリスマスに...冴木と、遊ぶ事になったんだけど...」


「えええええええ!?それってデーt!!ふがっ!!」



「声がデケェ!!」と直人に口を塞がれ
クラスメイト達が「なんだ?」とこちらに目を向ける。



息が苦しくなって、軽く直人の手を叩くと離してくれた。




「ぷはっ...!
すごいすごいすごーい!どっちから誘ったの!?」


「...冴木から」


わお!

花ちゃんって結構積極的だなー...



まあでも、そのくらいの勇気がないと
あの時私に嫌がらせなんて出来ないだろうし...