「...なにかいい事でもあったの?」
私が恐る恐るそう聞くと
「えっ!?」と声が裏返る直人は、わかりやすい。
「...実は俺」
「うん?」
「クリスマスに...冴木と、遊ぶ事になったんだけど...」
「えええええええ!?それってデーt!!ふがっ!!」
「声がデケェ!!」と直人に口を塞がれ
クラスメイト達が「なんだ?」とこちらに目を向ける。
息が苦しくなって、軽く直人の手を叩くと離してくれた。
「ぷはっ...!
すごいすごいすごーい!どっちから誘ったの!?」
「...冴木から」
わお!
花ちゃんって結構積極的だなー...
まあでも、そのくらいの勇気がないと
あの時私に嫌がらせなんて出来ないだろうし...


