【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。








「...ぜっ、零さんって今欲しい物とかありますか...?」


「...なんだいきなり?」


「えっ...いや、聞いてみただけです...」



「あはは」と笑って、味噌汁を一口。



駄目だ、こんな事遠まわしに聞いても零さんには伝わらない。



「...そろそろクリスマスじゃないですか」


「それがどうしたんだ?」


それがって...


零さん、あんまりクリスマスとか興味無いのかな?



「だから...その、クリスマスプレゼントを」


「お前」


「えっ?」


「プレゼントはお前でいい」



すました顔でそう言われ、顔がまた赤くなる。


マッサーの言う通りになっちゃいそうな予感...



でも頭にリボンなんか付けて
『プレゼントは私』とか語尾にハートマークまで足して言えるわけないし。



そもそもそんな大胆なこと...出来るタイプじゃないよ私。