【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







「ぜっ...零さん!急にそういうのやめてください...っ!」



「あ?今更だろ?
自分の女に触れてなにが悪い」



恥ずかしい言葉をサラッと言う零さんはすごい。



それに比べて、たったこれだけの事で顔を赤く染めてしまう私は
まだまだ子供なのかもしれない...



でもいいもん...子供でも。



子供は子供らしく、自分のペースで愛を伝えていくもん...



ぎゅっと、抱きしめ返してみた。


零さんの体温はちょうどよくて気持ちいい...



まるでペットとご主人様みたいに
急に素直になる私の頭を零さんが撫でる。



「...恥ずかしがったり素直になったり...お前は気まぐれな奴だな」


「...零さんだって、いきなり色んな事してくるじゃないですか」


「...たとえば、どんな事だ?」



分かって言ってる悪魔は、ニヤリと笑う。



相変わらず、私をからかう零さんは本当にズルイ男だと思う...。



まあそういう所が...好きなんだけど。