「ぜっ...零さん!急にそういうのやめてください...っ!」
「あ?今更だろ?
自分の女に触れてなにが悪い」
恥ずかしい言葉をサラッと言う零さんはすごい。
それに比べて、たったこれだけの事で顔を赤く染めてしまう私は
まだまだ子供なのかもしれない...
でもいいもん...子供でも。
子供は子供らしく、自分のペースで愛を伝えていくもん...
ぎゅっと、抱きしめ返してみた。
零さんの体温はちょうどよくて気持ちいい...
まるでペットとご主人様みたいに
急に素直になる私の頭を零さんが撫でる。
「...恥ずかしがったり素直になったり...お前は気まぐれな奴だな」
「...零さんだって、いきなり色んな事してくるじゃないですか」
「...たとえば、どんな事だ?」
分かって言ってる悪魔は、ニヤリと笑う。
相変わらず、私をからかう零さんは本当にズルイ男だと思う...。
まあそういう所が...好きなんだけど。


