【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。






マッサーに聞いた私が馬鹿だった...



まともに答えてくれないマッサーを置いて、一人スタスタと早足で歩き出す。



結局この日はプレゼント決まらなくて
落ち込みながら家に帰ると、零さんも私が家に着いた数分後に帰ってきた。




「零さんおかえりなさーい!!」


「ああ...」



相変わらず無表情の零さん。



でもなぜか、帰ってきて早々後ろから抱きしめられた。




「ぜっ...!?」


「少し、鼻が赤いな?
どこか行ってたのか?」



零さんの手で触られる冷たい鼻が、どんどん熱くなってくる。



鼻だけじゃなく、これじゃあ顔全体赤くなっちゃうよ...!と、零さんの手を掴んで、鼻から離した。