私から零さんにプレゼントしてあげたいのに
自分で買われたら...全然意味ないよ。
寒いせいで、道行くカップルが密着しながら歩き出す光景に
マッサーと気まずさを感じながら二人で歩く。
カップルに間違われたら嫌だな...なんて、失礼な事を思ってしまう私。
多分マッサーも同じ事考えてると思う...
だってさっきから、チラチラカップルの方見て、気まずそうにしてるんだもん。
「うーん、あっそうだ!」
なにかいい物を思いついたのか、マッサーが得意げな顔で人差し指を立てた。
「なになに!?」
「"朝日"自身をあげればいいんじゃねーか?」
「...えっ?」
「ほら良くあるだろ?!頭にリボン付けて、『プレゼントは私でーす!』ってやつ!
男なら彼女にされて嬉しくないわけないし、それに零さんだって絶対喜ぶ...ってあれ?」


