【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







さっきまで怯えてたくせに
結局零さんに復讐しちゃってるあたり、怖いもの知らずだと思うよ...花ちゃん。




ていうか...話の流れで色々ぶちまけて開き直られてるけど


正直まだ花ちゃんにはイライラしてる。




「...こんな遠回りしないで、さっさと直人に告白しとけばよかったのに」


「なっ...!?ほんっと朝日ちゃんのそういうところムカつく!!出来るわけないでしょ!!」


「今してるじゃん!!」


「...!?」



確かに、と同意するかのように
隣で首を縦にふる零さん。



もう色々話がややこしくなってきたところで
私は直人の背中を軽く押して、花ちゃんの前へと出させた。



「ちょっ...あさっ」


「男なら、この告白に返事しなさい!」


「ええええええええええ!?」



突然巻き添えをくらう直人


目の前に好きな人が出てきた瞬間、いつもの女の子らしい姿へと戻る花ちゃん。




もう色々とごちゃ混ぜなこの状況に
直人が真っ赤な顔で口を開いた。