【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。






反省の色などない。

あるのは...なぜか逆にキレだす花ちゃん。



思わず、また手が出そうになる。


そんな花ちゃんを見た零さんが、「言った方がお前のタメにもなるんじゃねぇのか?」と、意味深な事を言い出した。


花ちゃんがキッと零さんを睨む


そんな花ちゃんを私も睨む。



「...なにか隠してるの?」


「...」


「...言ってくれなきゃっ...分かんないよ!!!」



感情が高ぶりすぎて、花ちゃんの腕を痛いくらいに掴んでしまった。



彼女の制服がシワを浮かばせる。


言いたくなさそうな、でも言わなきゃ終わらないこの状況に、花ちゃんの重い口が開いた。