【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







この場に相応しくない直人の笑顔が、逆に気まずい空気を少しだけ楽にさせる。




そうだ


これは私の問題であって直人の問題じゃないのに

いちいち私の問題に付き合ってくれた直人に感謝して、ちゃんと話し合わなきゃ。




「...花ちゃん」


「...朝日ちゃん」



私が叩いた頬は、まだ赤い。



「単刀直入に言うけど、なんで零さんとホテル行ったって、嘘ついたの?」


「...嘘ついてないよ、ただ謝っただけじゃん。
そっちが勘違いしたんだよね?」


「なっ...!?」



なにこの子...


なんで急に開き直ってるの?