心が今にも色を無くしてしまいそうだ。
なのに零さんは無表情を貫き通しては
意地悪な質問をしてくる。
「...その写真の通り、俺があいつを抱いたって言ったら...どうする?」
「...っ...そんなの!」
そんなの...
「別れるに決まって...って、きゃっ...!」
ふわっと、突然遮られる言葉と同時に、私の大好きな匂いが鼻をくすぐった。
ギュっと強く、力を入れてるはずなのに
まるで壊れ物を扱うみたいに
ーーーーーーー優しく抱きしめられる。
「...それじゃあ別れなくて済むな」
「...えっ?」
「抱くわけねーだろ?俺が...お前以外の女を」
「じゃあなんで...さっき黙って...」
「俺を信用しないお前にムカついたからだ」
「でも!...写真がっ...!」


