【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。






心が今にも色を無くしてしまいそうだ。



なのに零さんは無表情を貫き通しては
意地悪な質問をしてくる。




「...その写真の通り、俺があいつを抱いたって言ったら...どうする?」


「...っ...そんなの!」


そんなの...


「別れるに決まって...って、きゃっ...!」




ふわっと、突然遮られる言葉と同時に、私の大好きな匂いが鼻をくすぐった。



ギュっと強く、力を入れてるはずなのに
まるで壊れ物を扱うみたいに


ーーーーーーー優しく抱きしめられる。




「...それじゃあ別れなくて済むな」


「...えっ?」


「抱くわけねーだろ?俺が...お前以外の女を」


「じゃあなんで...さっき黙って...」


「俺を信用しないお前にムカついたからだ」


「でも!...写真がっ...!」