「零さんは...花ちゃんの事、好きで抱いたの?」
言葉を選びもせずに直球で聞く私に驚いて、直人が「ごほっ!」と咳をした。
零さんの口から、直接聞きたい。
どうしてあの夜
私に仕事に行くだなんて
嘘ついてまで、花ちゃんとホテルに行ったのか。
こんな人が通るような場所でする話の内容ではないけど
...今すぐ聞きたい。
「...お前の言ってる事の意味が分からねーな。
なんだ、好きで抱いたって。
俺があいつを?笑えねぇ冗談だ」
怒りを含んだその声は本物なのかどうか。
「でも...零さん抱いたんでしょ!?
花ちゃんのこと...!」
「なぜそう思う」
「だって写真...!」
「写真?」


