ずっと隣で、一緒に歩んでるつもりだった
隙間なく、本当にピッタリと。
なのにいつの間にか
直人の方が、こんなにも大人へと成長していたなんって...
少し寂しくて、立ち止まってる足が
フラついてしまいそうだ。
そんな私の肩を直人が掴む。
「...朝日、俺さ...」
「...」
「お前が幼なじみでほんと...」
肝心なところで、私の後ろへと目線を向ける直人は
驚くことなくピタリと言葉を止めると同時に
私の肩から手を離す。
ザァ...と、少し冷たい空気と共に現れる。
後ろから急に、強く抱きしめられている
甘い体温で。
突然現れて私を抱きしめる人なんか...一人しかいない
誰だか分かってるけど、ゆっくり後ろを振り向くと
やっぱりそこには...


