【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







「...直人、私って最低だね」


「はあ?なんだよいきなり」


「...今ね、零さんより直人の事好きになってればよかったって...考えちゃった」


「はあ!?お前今更俺様の魅力にっ...」


「でもね...でも...やっぱり零さんの事好きみたい...零さんがね浮気しても...好きみたい」


「...はあ?
ちょっと待て、浮気ってなんだよ?」



急な話にビックリしたのか
直人が歩く足を止めるから、私も止まる。


普段なら、授業を受けている時間
そんな時間に学生の私達は、ものすごく目立っていた。



「直人があの日コンビニで言った通りになっちゃった...」


「...」


「零さんね...花ちゃんと浮気したみたい...」


「...冴木と?」


「うん。
花ちゃんと同じクラスの人がたまたま花ちゃんと零さんが一緒にいるとこ見ちゃって...そしたらそこがホテルで...写真が...」



言ってる事がゴチャゴチャで
また涙がじわりと目を潤す。



喋ってるだけで、想像してしまう2人の姿


泣いてる私を落ち着かせるように直人が背中をさすってくれた。