【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







「あーさひ!
お前さっきからフラフラ歩いてどうした...って!
おまっ...なに泣いてんだよ!!」


「なおと...なんでもな...いよ別に」


「なんでもないわけないだろ!
ほら、俺の肩につかまれよ!
保健室に...」


「やだ!」


「はあ!?」


「学校になんか居たくない!...気持ち悪いの」


「気持ち悪いなら尚更保健室だろ!?」


「そういう意味じゃない!
もうやだぁ...皆嫌いだよ......っ!」




子供みたいに泣き出す私。


絶対困らせてると思ったのに、なにか思いついたような顔で私の腕を直人が引っ張る。



「ちょっ...離してよ!」


「...うるせぇーな!
お前がそうやって泣く時は、何かに追い詰められてる時だろ?
そんな時は気晴らしにどっか行くぞ!」



「はぁ!?意味わかんない...!
私の事はいいから、直人は授業受けなよ!!」


「よっしゃー!!授業サボって遊ぶぞー!!」


「ちょっと!!」