これ以上、花ちゃんを責めてもどうしようもない
私は、軽蔑の目で花ちゃんを見ると
静かに廊下を歩き出した。
いつまで経っても冷めない怒り。
花ちゃんが零さんと関わったせいで
知る必要もなかった、知りたくもなかった感情が私を蝕(むしば)む。
...零さん、花ちゃんを抱いたんだ。
あの綺麗な指で、花ちゃんの事...触ったんだ
想像しただけでも気持ち悪い。
女子トイレで吐こうと、足を動かせるけど
涙で視界がボヤけてうまく歩けない。
足がおぼつかない。
フラフラと、今にも倒れそうな私の腕を誰かが掴んだ。
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