【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







可愛いあの子の姿が、目に映る。



「...朝日ちゃん?!
どうしたの...大きな声だして?」



教室にいる人達の視線が気になったのか
小さな声で駆け寄ってくる花ちゃん。



石塚さんの言う通り...平気な顔してる


あんな写真撮られてるって事すら気づいてないのかも。


「花ちゃん...ちょっと話があるの」


「でも授業始まっちゃうよ...」


「いいからっ...!」



授業とか、そんな事より
こっちの話の方が余程大事だよ...




私の圧に負けて、花ちゃんがこくんと嫌々頷いた。




教室から出ると、誰もいない廊下の隅の方へと移動して、あの写真の事について話を切り出す。




「...花ちゃん、昨日の夜って...なにしてた?」


「...なんでそんな事聞くの?」


「...なんでって...とぼける気?」


「...え?」