可愛いあの子の姿が、目に映る。
「...朝日ちゃん?!
どうしたの...大きな声だして?」
教室にいる人達の視線が気になったのか
小さな声で駆け寄ってくる花ちゃん。
石塚さんの言う通り...平気な顔してる
あんな写真撮られてるって事すら気づいてないのかも。
「花ちゃん...ちょっと話があるの」
「でも授業始まっちゃうよ...」
「いいからっ...!」
授業とか、そんな事より
こっちの話の方が余程大事だよ...
私の圧に負けて、花ちゃんがこくんと嫌々頷いた。
教室から出ると、誰もいない廊下の隅の方へと移動して、あの写真の事について話を切り出す。
「...花ちゃん、昨日の夜って...なにしてた?」
「...なんでそんな事聞くの?」
「...なんでって...とぼける気?」
「...え?」


