【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。








隣だからすぐ着いたけど...なんかすっごく緊張する。


花ちゃん呼ぶだけで、こんなに緊張する必要なんかないのに。



それでも、この場で突っ立てるわけにもいかないので、教室のドアに手を掛けようとした時



ーーーーーガラッ



ちょうど開くドア。



「あっ朝日ちゃん!」


「花ちゃん!!」


「ちょうど今から朝日ちゃんのクラスに行こうとしてたの...よかった!!」



こちらこそ、ちょうど出てきてくれたおかげで
花ちゃん達のクラスに入らなくて済んだよ...




「...それで、花ちゃん私に何の用かな?」



邪魔にならないように、廊下の窓のある方へと移動する。



「あっ、えーっとね、これ!」


「えっ?」



突然、花ちゃんのスカートのポケットから出された
綺麗にラッピングされてある美味しそうなチョコレート。