考えたくもない事を考えては
おかしくなりそうな程、うるさく鳴り続けている鼓動を落ち着かせるため冷たいお茶を飲んだ。
なんだか急に、ご飯の味が分からなくなった...けど
なんとか食べ終え、学校の準備をした。
そして玄関で靴を履く。
「それじゃあ零さん...行ってきます」
「あぁ、終わったら連絡しろ」
「...はい」
もう家から出るっていうのに
花ちゃんの視線はまだ零さんにある。
...ダメだ
またイライラしてきた
もう少し空気を読んでほしい...
でも花ちゃんだから仕方ない
わざとやってる訳じゃないから...
ガチャっとドアを開けて家から出ると
花ちゃんは機嫌よく私の隣を歩く。
「ふふっ...朝日ちゃんの家楽しかったなー」
「そっか...よかった」
「またお泊まり来てもいい?」
「...いいよ」


