【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







「ぜっ...零さんのバカ...バカバカ!!
こんなんで機嫌直ると思ったら大間違いなんだから!!...でも好き」


「あぁ?それはこっちのセリフだ。
いつも俺と寝てるくせに、他の奴と寝やがって」


「もうなによ...!零さんだって...!」




ハッと我に返る。



いま私

"花ちゃんと寝たくせに"って口にしようとした...



あれは花ちゃんのドジであって
零さんの責任ではない...から零さんは悪くないもん...。



危ない危ない...と、冷静になって
「いただきます」と目玉焼きを口の中に入れた。




「それにしても、朝日ちゃんと零さんってすっごくラブラブなんだね!」



「えっ!?」



「だって私が見てるのに気にしないんだもん...
昨日、もしかしてずっと気使わせてるんじゃないかって心配してたんだー...」




花ちゃんの言葉に、よく噛んだ目玉焼きをゴクリと飲み込む。



確かに花ちゃんが居るからあんまりラブラブは出来なかったけど


泊まらせたのは私だししょうがないよね...