【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。








「できたー!」



作り終えたご飯をテーブルに並べる。


不機嫌に作ったご飯は私から見たら美味しくなさそうだけど
座っている花ちゃんが横で「わぁー!美味しそう...」と今にもヨダレを垂らしそうだった。




「遠慮せずに食べてね!」


「うん、朝日ちゃんありがとう!
いただきまーす!!」


「...零さんも一緒に食べよ」


「あぁ...おい朝日」


「えっ?」



突然グイッと勢いよく引っ張られて、ストン...っとイスに座らせられる。



「昨日はそいつの横だったんだ。
今日は俺の隣に座れ」


「!?」


「...昨日からずっと我慢してんだ...気づけ」



なっ...!


花ちゃん見てるのに
完全にデレデレモードの零さんに胸の奥がじわりと熱くなる。