【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。





寝ぼけている彼女


いつもの可愛い声が、今日は私をイライラさせる。



「...朝日ちゃん起きるの早...ってキャッ!!」



ぼんやりと起き上がり、零さんを見て今更反応する花ちゃん。



みるみるうちに頬が赤くなる


そして、数秒して眠気が覚めると同時に
花ちゃんが、私の部屋ではなく、零さんのベッドで寝ている事にようやく気づいた。



「なっ...!?えっ...なんで私」



それはこっちのセリフだよ。



本人が分かってないってことは
多分夜中、トイレ行って部屋間違えたとか、そんな事なんだろうけど。



花ちゃんのドジも、正直ここまでくると洒落にならない。



「花ちゃん...昨日トイレ行った?」


「あっ...うん...でもちゃんと朝日ちゃんの部屋に戻ったつもりなんだけど...あはは...」


「...」