【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







目に映る二人の姿に、胸がズギズキと痛む。



それは直接、私の胸を攻撃するかの様な痛み
今まで味わったことのない、苦しさだった。




「んっ...」


「!?」



突然寝返りを打つ零さん


すると、寝返ってしまったせいで、零さんの手が花ちゃんの手にあたる。


その、ほんの小さな衝撃で、目がうっすらと開いた零さんが
ベッドにいる花ちゃんの姿を見て、一気に目を見開いた。




「...はぁ?」


ガバっと起き上がる彼。



そして私と目が合った。



「...朝日」


「ぜ...ろさん、」


「...なんでコイツが俺の部屋に...」