【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







「...花ちゃん?」


ガバッ!と勢いよく起き上がって
リビング、トイレに行っても花ちゃんの姿はない。


でも玄関には、確かに花ちゃんの茶色のローファーがある。




もしやと思い"そこへ"と足を動かすけど考えたくもない。



寝室のドアを握っては、心臓が朝から早い音で体内を奏でて、うるさい。



ガチャ...っと静かにドアを開く。



「!?」




最悪だ。



サイアクどころなんかじゃない



嘘でしょ...?



なんで花ちゃんが零さんの隣で、スヤスヤと眠ってるの?



昨日、私の部屋で一緒に寝てたじゃん...



なのに


なんで?