「...朝日、ちょっと来い」
「やっ...!」
触れようとしてくる零さんの手を、払い除けようとするけどお構い無しに腕を掴まれた。
醜いの
嫉妬した自分がすっごく醜いの。
だって友達の事、イライラするって思っちゃうくらいなんだよ?
掴まれた腕を、振りほどこうにも力で適うわけなんかなく
何がなんだかよく分かってない花ちゃんを一人置いて
連れてこられた場所は寝室だった。
「...なに泣いてんだ」
「うぐっ...ひっく...」
「躓いたから、助けてやっただけだろ?」
ポンポンと、子供をあやすみたいに背中を叩いてくる零さん。
そんな事、言われなくても分かってる
分かってるけど...


