【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。






「...朝日、ちょっと来い」


「やっ...!」


触れようとしてくる零さんの手を、払い除けようとするけどお構い無しに腕を掴まれた。



醜いの

嫉妬した自分がすっごく醜いの。


だって友達の事、イライラするって思っちゃうくらいなんだよ?



掴まれた腕を、振りほどこうにも力で適うわけなんかなく


何がなんだかよく分かってない花ちゃんを一人置いて
連れてこられた場所は寝室だった。




「...なに泣いてんだ」


「うぐっ...ひっく...」


「躓いたから、助けてやっただけだろ?」




ポンポンと、子供をあやすみたいに背中を叩いてくる零さん。




そんな事、言われなくても分かってる



分かってるけど...