いくら暴走族だからって
なんでも暴力で解決しようとするなんて...子供じゃあるまいし
バイクだけで我慢しとけばいいのに。
やっぱり"そうゆう人達"って、めんどくさい世界で生きてんだなーと、話を聞きながら食べていたクレープは全部口の中に。
「つか店員さん、なんでそんな詳しいんだよ...?」
話に夢中になっていたせいか、直人のクレープは全然減っていない。
「ここ結構噂が流れやすい街だからね〜!
しかもその暴走族はここじゃあ誰でも知ってるから、情報結構入ってきやすいのよ〜」
うふふと頬に手を当てて笑う店員さん。
そんなに情報飛び回ってたら、敵とかタイミング見計らって攻撃してくるもんなんじゃないの...?
まああんまり私には関係ない話だし
店員さんに「ありがとうございました!」とペコリとお辞儀をしてクレープを食べ終わった直人と一緒に店から出た。
「すげぇーな、そんな世界まじであるもんなんだな」
「...直人さっきから興奮してるけど、暴走族の話なんか聞いて面白いの?」
「まあ男の世界の話だし、女のお前にはこのワクワクさは分かんねーよな!」
「...」


