これがヤキモチだってこと
自分でも自覚してる。
自覚してるからこそ...
なんで2人っきりにしちゃったんだろうって、今更後悔しても遅い事くらい分かってる。
「朝日どうした?」
しかも、こんな時に限って
いつも優しい零さんの声が、もっと優しく聞こえてくるから辛いよバカ
「...なんでも...ないです」
ぷいっと、そっぽ向く。
花ちゃんの傷を優しく手当したその手で触られたくない
今は零さんに触られたくないの。
シーンと、私のせいで空気がおかしくなる。
自分でこんな空気にしておいて、不機嫌な態度をとるから
零さんも花ちゃんも呆れてるに違いない。
また少し、胸のあたりが気持ち悪くなって手を当てると
そんな私を心配そうに見つめる花ちゃんが
私に近づいては
ーーーーーーーガッ!!
「きゃっ...!」


