【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。








何回も何回も大丈夫だと、自分に言い聞かせ
落としたレジ袋を拾って顔を上げた。




「いや〜、コンビニで直人に会って話盛り上がっちゃって〜」


「えっ大久君が?家こっちからだと少し距離あるよね?」


「うん、遊んだ帰りらしいよ...」




冷凍庫に溶け始めてるアイスを入れながら、会話を続ける。



よく見たら、やっぱり可愛い花ちゃん。



零さんと2人並んだら、なんかお似合いだし...



って!


さっきからネガティブすぎるよ私!!



零さんは私の彼氏で
花ちゃんは友達なんだから
私がこんな風に考えたら、逆に2人に失礼だよ。



「あっ、零さん今コーヒー入れ...」


「あぁ、花に入れてもらったから大丈夫だ」


「...えっ?」



今、"花"って名前で呼んだ...?



それにコーヒー入れたって...