「...私帰るね...」
「...お、おう」
急いで会計を済ませて、家へと戻る。
ものすごく不安だ。
なんでこの状況を楽しんでいたのか、今になって意味不明すぎる。
直人の言う通り、ただのバカだ私。
全速力で走って、いつもより早く家に着く。
ドックン...
ドックン...と。
脈打つこの音は、走ったせいか、それとも直人に言われた言葉のせいなのか...
どっちにしろ今は関係ない。
私は「ただいまー」と小さな声で家に入ると
すぐにリビングに入った。
すると
「あはは!それでその時朝日ちゃんが...」
「フッ...昔からドジなんだなアイツ」
楽しそうに笑い合う二人の姿が目に映る。


