【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







「...私帰るね...」


「...お、おう」



急いで会計を済ませて、家へと戻る。



ものすごく不安だ。



なんでこの状況を楽しんでいたのか、今になって意味不明すぎる。

直人の言う通り、ただのバカだ私。




全速力で走って、いつもより早く家に着く。



ドックン...


ドックン...と。



脈打つこの音は、走ったせいか、それとも直人に言われた言葉のせいなのか...



どっちにしろ今は関係ない。



私は「ただいまー」と小さな声で家に入ると
すぐにリビングに入った。




すると




「あはは!それでその時朝日ちゃんが...」


「フッ...昔からドジなんだなアイツ」




楽しそうに笑い合う二人の姿が目に映る。