【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







「もう!直人のせいでバレちゃったじゃん!!」


「はあ!?なんでも人のせいにするなよ!
せっかく人が弁当の事教えてやったのに」


「どのみち食べれないよ...こんな少ない時間で!!!!」




朝早く作った弁当が無駄になってしまった事に泣きそう。


でも今はそんな事より、花ちゃんが告白されていた所を見ていた事がバレてしまい
2人で気まずそうに花ちゃんに近づいた。






「は...花ちゃんやっほー...」


「さっ...冴木やっほー...」


「...朝日ちゃんと大久君...もしかして見てたの?」




こくりと、直人と一緒に頷くと、赤い花ちゃんの顔が更に赤くなる。



「いや...見るつもりはなかったの!
たまたま通ろうとした道に...花ちゃん達がいてね...それで思わず...」


「...そっか」


「あっでも流石花ちゃんだね!
あんなカッコイイ人から告白されるなんって!!」


「いや、どう見てもお前の彼氏の方が何倍もカッコイイじゃん。むかつくけど」



直人の素直な言葉に思わず鼻が長くなる。


当たり前じゃん!


この世に零さんを超えるカッコイイ人なんかいません!