【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。





「それにしても冴木のやつ、3年生から告白されるとかすげぇな」


「しかも結構かっこいい人からだよ?
花ちゃんにもついに彼氏が...」


「冴木に彼氏出来たら、男どもほとんど泣くだろうな...」


「えっ?なんで?」


「はぁ?なんでって...冴木めっちゃモテるぞ。
俺らのクラスの奴らも、ほとんど冴木の事好きだし」

「えええええええ!?花ちゃんすごーーーい!」


「ばっ...!静かにしろよお前!!!!」



今度は直人が私の口を塞ぐ。



すごい


すごい


すごーーーい!!



花ちゃんそんなモテモテだったんだ...


恋愛とか興味なかったから、全然気づかなかったけど...



そりゃあそうだよね!

だって花ちゃんものすごく可愛いもん!!




流石に苦しくなって、私の口を塞いる直人の手を叩く。



「ぷはーっ!!」と、やっと吸えた空気に涙目になりながら花ちゃん達の方にまた目を向けると、もう男の人はいなくなっていた。