【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。









急に低くなる声に、怖くなったのか
先輩達が直人の差し出した手にスマホを渡した。




「ほら、朝日スマホ」


「...っと!」



軽く投げられたスマホが、直人の素晴らしいコントロールによって私の手に。



「い...行こ!!」


「うん!!」



バタバタと逃げる先輩達。



...最後くらい、謝って行けばいいのに...


まあ、そんなこと言う勇気、流石にないけどね。




「直人ありがとね!」


「本当にバカかお前!
あれだけ止めたのに、結局めんどくせー事になってんじゃねーか!!」


「だっ...だって...呼び出される理由なんかなかったから、なにか誤解されてると思ったんだもん」


「「だもん」じゃねーよ!!バァーカ!!」