【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。










「直人!」



まるでヒーローの様に現れた幼馴染。




叩こうとした先輩も、直人の登場によって手を引っ込めた。




「先輩、そのスマホ朝日のなんで返してもらっていいですか?」


「はあー?なに?あんたに関係ないじゃ...」


「じゃあ先輩達が朝日にした事、スマホで撮ってたんで...返さないなら、この動画先生に見せちゃってもいいですよね?」



「「「「なっ!?」」」」




直人が先輩達の顔にスマホを近づけると
私と先輩達のさっきまでのやり取りが、直人のスマホに動画として残っていた。




「卒業を控えてる先輩達なら、これがバレたらやばいって知ってますよね?」


「「「「...っ!」」」」


「バラされたくなかったら、ほら返せよ」