【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







「身の程を...」


「はあ?」


「身の程を知った方がいいのは、先輩達の方なんじゃないんですか!?」


「はあ!?何こいつ生意気!!!!」



零さんの顔しか見てないくせに
零さんの女になれると思ってる方が身の程知らずだよ!!



先輩後輩なんて立場、今は関係ない。




言い返した私、自分でも少しカッコイイと思って感動していたのに。


今にも、その長ーい爪がある手で叩かれそうになるから

流石に怖くなって目を瞑ると




「先輩達、なにしてんすか」



と、聞き慣れた声が後ろから聞こえてきた。