【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







自分のドジを恨みながら
とりあえずこんな所で突っ立っててもしょうがないと、足を動かせる。



...せっかく零さんと文化祭回れて嬉しいって舞い上がってたのに
いつの間にかはぐれるって...ほんと最悪!!




私の馬鹿馬鹿馬鹿カバー!!


勢い任せに、ポカポカと自分の頭を叩く。



すると、誰かに肩を叩かれた。



「ぜっ...!」


「よっ。
お前こんな所に1人でなにしてんだよ」



「...直人」



後ろを振り向くと、零さんではなく直人の姿に
あからさまにショックを受ける。




「あの男はどうしたんだよ?」


「あはは...はぐれちゃった」


「...へぇー...」


「...」