【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







「んー!!??」




なんで私、零さんとキスしてるの!?


しかも大人の方のキス。



「ぜっ...んっ!...やめっ...」



バタバタと身をよじっても、離れようとしない零さん。


ひぇ〜!!

廊下を歩いてる人達が私と零さんに注目してる!!


恥ずかしくて目を潤ませていると、やっと離れた唇と唇。




「ぷはっ!!」


「...」



「ちょっと零さん!こんな所でなんて事...!」


「普通はしないだろ?」


「えっ?」


「妹とキス」



零さんが得意気にそう言うと
悔しそうに、女の人達が何も言わず黙ってその場を去っていった。