【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。






ふにふにと、何回も触られる顔が熱い。



やっぱり、零さんには適わないです...



「...もの好き!」


「あー?」


「でも好き!」


「知ってる」



周りから見られてる事なんかお構い無しに腕を組む。


こうなったら、今日は恥なんか捨てて思いっきり楽しむぞー!

と、拳を突き上げた時の勢いはなんだったのか。




「ワァーーーーーー!!」


「ぎゃあぁぁああああ!!!!」



お化け屋敷に入ると、最初に出てくるコンニャクや、いかにも人間だとわかるオバケに怖がる私を見て
隣で呆れ顔の様子の零さん。




「むっ...!無理だよ〜!やっぱ無理!こんなの死んじゃう...!」


「死なねーから安心しろ」


「死んじゃ...ぎゃあああ!!!」


「...驚くならもっと色気のある声出して驚けよ」