更衣室でせっかく貰ったパンフレットも
握りしめてクシャクシャになる。
いけないいけない...
零さんのからかいにノッちゃ駄目だ。
「それにしても...やっぱ零さんが学校にいるなんって...変な感じがしますね」
「そうか?」
「はい...似合わないっていうか、なんというか...」
「喧嘩売ってんのか」
「ちっ...!違いますよ!」
なにもしてないのに、一人だけ目立ちすぎて
人混みが似合わない...っ言った方が早かったかも。
よーく見ると、皆が言うように
私なんかとは、やっぱり不釣り合いなのかもしれない...
「はぁ...零さんってどうしてそんな顔整ってるんですか...?」
「...?急にどうしたんだ」
「うぅ...なんか自信なくしてきた~!」
素直に本当の事を言うと、零さんが私の頬を、ふにっとつまんできた。
「俺は自分の顔より、何倍もお前の顔の方好きだけどな」
「...!」
「...ほらな。そのすぐ赤くなるとことか...とくに好きだ」


