もう零さんってば、全然人の話聞いてくれないんだから...
でも
来てくれたし
助けてくれたし
嬉しいのはやっぱり嬉しい。
「あっ、あのコーヒー一つにチョコレートケーキ一つ」
「...」
「...?どうしたの?」
男子に注文を頼んでも返事一つない。
あれ?無視されてる?と勘違いしそうになった時
口をパクパクさせながら私を見ていた。
「あ...あれ、もしかして
加島の彼氏?」
「えっ...?うん」
無視されたと思いきや、なぜか零さんの話題に。
「かっ...かっこよすぎじゃねー!?...なんか俺の想像していた加島の彼氏とだいぶ違うわ...」
「それは俺も思った!
加島とは、なんかジャンルが違うよな...?」
「あぁ、なんか違うよな...」
「ええええ!?」
男子がいつの間にか集まってきて、サラッとなんだかひどい事を言われてる様な気がした。


