【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







直人が来て、ついにクラスメイト全員になった。


まるでなくしていたピースが見つかって
最後にそれをはめて完成させるパズルの様に
直人が来たことによって一つになる教室の雰囲気。





そんな盛り上がりに、隅っこでニコニコしていた私も

一時間...そして二時間と時間が経つにつれ笑顔がなくなっていく。




...ちょっと


話しかけたいのに
皆こんな時に限って直人にひっついてるから話しかけれないじゃん...




「...」



ムゥ...っと一人
片隅で作業をしながら直人を見ていると、離れている直人とバチッと目が合った。




「...!!」




そして目が合ったのが合図のように、直人がこちらへ近づいてくる。





「朝日」


「...直人...」


「ちょっと...話そうぜ?」


「う...うん、私も話し合いたかった...」


「...ここじゃあ人がいて集中出来ないから
とりあえず教室から出るか」


「そうだね...」