【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







そう決心して、それから学校で直人を待つばかりの日々か続いた。


そして文化祭一日前



皆で最後の準備に取り掛かっていた時だった。




ガラーっと静かに、教室のドアが開く。





「...お...おはよー」



「「「直人!?」」」



皆が振り向いた視線の先には、しばらく学校に来なかった直人の姿。



よかった...


直人が来た!!



一番最初に直人の元へ駆け寄ろうとしたのに
クラスのほとんどが波のように直人の元へと押し寄せた。



「おい直人〜!お前いつまで俺らの事待たせてんだよー!」


「そーだそーだ!皆お前の事待ってたんだぞー」


「大久君よかった!!もう文化祭一日前だから来ないと思ってた...」



「はは...皆ごめんなー迷惑かけて。
しかも文化祭の準備、俺一人だけなんもやってねーし...」


「それもそうだな!
迷惑かけたお詫びに、文化祭本番、男だけどお前だけメイド姿で接客やれよ」



「なっ...!それだけは勘弁してくれよ!!」



「問答無用!!」



「「「あはは!!」」」