タイミングが悪すぎたみたい。
直人が先にドアを開いたせいで、ドアの目の前に立っていた私がドアに思いっきり頭をぶつけてしまった。
「ごめん...。
つーか、なんでお前が俺の家に...母ちゃんは?」
「今さっきお仕事行ったよ...。
それより直人、なんで学校来ないの?」
「...べ、別に朝日には関係...」
「あるでしょ!?」
「...っ!」
当てられて直人が気まずそうに顔を下に向ける。
ほら、やっぱり私が原因じゃん。
「零さんと...付き合ってた事を言わなかったことは謝るよ。
でも別に隠してたわけとかじゃなくて言うタイミングが...!!」
「そうゆう意味で怒ってんじゃねーよ俺は!!」
「...!?」
「俺は...お前の事ずっと好きで...
でもお前に彼氏が出来ても普通に応援できるくらいの器は持ってる!!
だけど...だけど!!なんであんな危ない奴好きになったんだよ!!」
「零さんは別に...危ない人なんかじゃないよ!!!」
「現に俺ら巻き込まれただろ!?」
「っ!?」
「普通暴走族が普通の学生やってる俺らを拉致ったりするか!?
それもこれもアイツが朝日に関わったりなんかしたから...!!」


