【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







...今からお見舞い...行ってみようかな?



いやいや、そんな事したって直人を無駄に期待させるだけだ。



もう私が直人の感情に首をつっこんでいい関係ではなくなってしまったんだ。



もし、直人が私じゃなくて他の子を好きだったら
私に相談とか出来たかもしれないけど



まさか、直人の好きな相手が私だったなんて...




今でも驚き隠せないのに、直人に会ってかけてあげる言葉すら見つからない。





駄目だよ...絶対行っちゃ...

なんだか零さんにも悪いし...




揺れ動く風で煽られたカーテンと人。



ジリジリと夏でもないのに太陽がうるさく見えるのは
きっと天気がいいから。



こんな天気のいい日はなんだか足が勝手に動いて
あれだけ自分を自分で説得してたくせに


無意識に来ている直人の家。