【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。









ガクッと肩を落とし、普段自ら話しかけない自分に天罰がくらうかのように集団でなにかするって辛い。



「...はぁ...」



ため息一つ、横を見ると動かされる直人の席。



直人があの日、見舞いに来てくれて以来
直人とは会っていない。



会っていないっていうか、直人が学校に来ない。




多分...私の顔を見たくないのかもしれない。




私に彼氏が出来たことが、そんなに嫌だったのか


それとも相手が零さんだったから嫌だったのか...




ザワザワとうるさいくらいに人の声が聞こえてくるのに
なんだか一人ぼっちだと感じるのは、いつも話しかけてくれる直人がいないからだ。