「まだ決まってない...んです」
「そうか」
「アハハー!!もしかしてうちのクラスこのままだと文化祭に参加出来ない...かも?」
作り笑いで口角が痛い。
なんてわかりやすい嘘なんだろう。
自分が女優だったら多分『大根役者』で一気に有名になりそうだ。
そんな私の嘘を、零さんは持っているコーヒーカップをゆっくりとテーブルに置いて
「俺に嘘ついていいと思ってるのか?朝日」
怖い目で睨まれた。
「えっ...いや...あの...」
「なにを隠してる」
「...えーーーっと」
「言え」
低い声で言われて汗がダラダラ流れる。
恥ずかしすぎて言いたくない...
言いたくないけど!!


