いくら謝ったって足りないような気がした。
それでも傍にいたいと望むのは
多分私のワガママだ。
だから...
「零さんとしか...もう恋なんかしたくないの...」
「...っ!?」
一世一代の恋。
私は自分を慰める様に、零さんを強く抱き締めた。
「...やっぱお前...可愛すぎだな」
「...こんなに素直なのも、零さんの前だけだからね」
「...そうじゃないと色々と困る」
抱きしめ返された、彼の腕が熱い。
もう風邪とか、直人が私達のことを認めないとか
そんなのどうでもいいよ。
私は零さんと2人だけの世界で、互いを認めながら生きていく。
それだけを望んで、今日は零さんと抱きしめ合いながら深く眠りについた。


