【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。








いくら謝ったって足りないような気がした。


それでも傍にいたいと望むのは
多分私のワガママだ。



だから...




「零さんとしか...もう恋なんかしたくないの...」


「...っ!?」



一世一代の恋。


私は自分を慰める様に、零さんを強く抱き締めた。




「...やっぱお前...可愛すぎだな」


「...こんなに素直なのも、零さんの前だけだからね」


「...そうじゃないと色々と困る」





抱きしめ返された、彼の腕が熱い。



もう風邪とか、直人が私達のことを認めないとか


そんなのどうでもいいよ。



私は零さんと2人だけの世界で、互いを認めながら生きていく。



それだけを望んで、今日は零さんと抱きしめ合いながら深く眠りについた。