【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







ふわっと、零さんの匂いが近づいてきて
後ろから優しく抱きしめられるから、もう心臓は爆発寸前。




「いっ今じゃないですよ!寝る時です!」


「別に、いつ抱きしめようが俺の勝手だろ?」



さっきまで冷たかったくせに!


ていうか零さんって、キスしたり抱きしめたり

私はワガママ言った張本人だけど、風邪の人にこうやって近づいて零さん自身が引いたらどうする気なんだろう。





「やっぱり抱きしめるのも近づくのもなしです!!」


「あ?」



「風邪移っちゃ...う!」




言葉で精一杯の抵抗をするも「今更だろ」なんて耳元で囁かれ。

零さんがさっきより強く抱き締めてくるから

もう...なんか色々と無理...!!
と、顔を赤くさせながら強く目を瞑った瞬間