【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







「ほら座れ」


「うーん」


「水とお茶どっちがいい?」


「水」



ふらふらな私を零が肩を掴んでイスへと座らせる。

まるで親と子供みたいな関係に少しムッとした。




「ぜろぜろー!!零ってばー」


「なんだ?
今おかゆ温めてるから大人しく待ってろ」



「なんか今日零ってば冷たい!!
いつもは零の方から来るくせに〜バカッ!!」



カチッとコンロから火が消えるのが見えた。


頭が痛いし体はダルいし、なんか零は冷たいし。



いっぱいいっぱいの私を呆れたようにジッと見つめ、零がテーブルにおかゆの入ってる食器と水が入ってるコップを置いた。





「ほら、食べろ」


「...「あーん」は?」


「は?」


「だーかーら!「あーん」は!?」



目の前で口を大きく開ける私に、零が眉間にシワを寄せる。