【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。










「...ゲーセンとかいつぶりだ?学生の頃行って以来だな」



「ほぇ〜、零さんが学生って想像できませんね?」


「ほとんど行ってなかったしなー。
それに途中でやめた」



...いかにも集団行動合わなさそうだもんね...この人。




そういえば...私と零さんって付き合ってるのに
私、零さんの年齢や苗字、全然知らないや。



仕事は昼間のBARで働いてるって言ってたし...

たまに夜とか神崎さんに呼び出されて仕事行ったりしてるけど
お酒扱ってるし
雰囲気大人だし...



結構年齢が離れてたりしたら...零さん未成年に手出しちゃってるけど...バレたら犯罪なんじゃ...



色々と考えたら、真っ青になる顔

零さんが警察に捕まるなんて嫌だ!と涙目になる私の顔を「おい、どうした?」と零さんが覗いてきた。




「...あの...零さんって何歳なんですか?」



「あー?言ってなかったか?」



「聞いてないです...」



「朝日の目には何歳に見えんだ?」



「えっ...?」




...別に零さんなら何歳でも...好きだから
たとえこれが犯罪でも私は零さんと一緒にいたい!!




「30!」


「...アホかお前」



ペチっ!!と軽く顔を叩かれ、零さんは本気で怒っていた。