「朝日、まだ明るいしどっか行くか?」
信号は赤。
止まるバイクに、前から零さんの声。
私はその言葉にすぐ反応した。
「えっ!?いいんですか!?」
「...いいも悪いもねーよ。
行きたいとこ言え」
「えーっと...じゃあ!」
チラリと見上げた空に向かって指定した場所は。
「...ほんとにこんな所でいいのか?」
数分立って、無事に着いた目的地にバイクから降りる。
「いいんです!
なんか少女漫画とか見てると1回だけ撮りたかったんですよ〜、恋人とのプリクラ!」
ヤンキーとかリア充とかオタクとか、関係なしに集まる人の溜まり場ゲームセンター。
恋人になって、なかなか出来なかったデートがゲームセンターだなんて。 ちょっとムードがないかなとは思ったんだけど
私は零さんと1度でいいからプリクラが撮りたいと思ってたんだ!!


